生活の知恵 アイデア集

筆者が体験した生活の知恵をご紹介します。

靴のニオイに効く!

臭い靴のニオイ対策

 靴のニオイに悩んでいる方は地味に結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 巷には様々な抗菌防臭グッズなるものが氾濫しています。
 しかし、残念ながらほとんど効果が無いものがほとんどです。
 ズバリ、本当に効く靴のニオイ対策グッズをご紹介します。

 

靴(足)のニオイの元はカビ!!

 

 この一言につきます。水虫の元も「白癬菌」と呼ばれるカビの一種です。
 では、このカビを一掃すればよい訳です。靴の中でカビが繁殖しなければ様々な足先臭ともオサラバできる訳です。

 

対策①
靴を新品に買い替える。

 本記事は、新品の靴に施術することを本旨としております。

 気に入った靴で試したいという方は「捨ててもいい違う靴」で試してから本番に臨むことを強くお勧めします。

 

対策②

靴をカビ止めスプレーで抗菌処理する

 買ったばかりの新品の靴にカビ止めスプレーをこれでもかと噴射します。
 特に、つま先付近にはシットリと濡れるくらいに吹き付けます。
 靴の中敷きが外せる靴の場合は、中敷きを外して吹き付けます。
 更に、外した中敷きにも、つま先付近を重点的にシットリするくらいに吹き付けます。これらは、屋外やベランダなどで行い、室内では決して行わないで下さい。
 また、スプレーする際は、マスクで鼻と口を覆い、噴霧されたミストを吸い込まないようにしてください。
 スプレーが終わったら、つま先を下にして(これ大事)壁などに立てかけて自然乾燥させます。シットリ噴霧した中敷きは、洗濯物干しなどでつるして干すのがよいでしょう。
 一晩経ってよく乾いたら、中敷きをセットして普通に履きます。

 乾燥が不十分の場合は二晩乾燥させましょう。

 

※注意!!
一部の方には、これらカビ止め成分にアレルギーを発症する方がいるようなので、最初に試すときには捨ててもよい古い靴で上記の方法を試し、大丈夫なら新品の靴で実施してください。

 

対策③

日ごろのメンテナンスを怠らない

 いくらカビ止めしたからといって、日ごろの靴メンテナンスを怠っては効果は半減します。
 一日履いた靴は、布団乾燥機などで乾燥させる
 靴は3足以上を用意してローテーションで履きまわす
を実践していただけると更に効果的です。

 


カビ止めスプレーについて


 カビ止めスプレーと言っても、成分は千差万別、様々な商品が出回っています。
筆者がオススメするのは、缶スプレータイプの油性製品です。

 スプレーボトル入りの水性製品では、靴自体が水分を吸ってしまうのでお勧めできません。

 筆者が使っているオススメ製品は次の2製品です。

 

①ニッペ かび止めスプレー

ニッペ かび止めスプレー

・家庭用カビ防止剤
・かび止めスプレー 300ml
・かび止め効果が強く、長時間かびの発生を防ぎます。
・安全性の高い薬剤を使用しています。
・無色透明に仕上がります。
・乾きが速く塗料が塗れます。
・除菌、防臭効果もあります。
【用途】
浴室・洗面所・台所・居間・地下室・押入れ・ゲタ箱などの壁や天井のかび防止、家具・畳・カーペットの裏面のかび防止、生ゴミの腐敗・悪臭の抑制など
【使用可能な素材】
コンクリートモルタル・木部・壁紙

 以上は、公式サイトの情報です。
 有効成分は、チアベンダゾールです。ポストハーベスト農薬などで有名ですが、口から摂取しなければ問題ありません。

 

サンデーペイント かび止めZスプレー 420ml

サンデーペイント かび止めZスプレー

 本家ウェブサイトに詳細な記載はありませんが、有効成分は有機ヨウ素系防カビ剤のほか、天然ヒノキ油、ヒバ油が配合されているということで効果が期待できます。
 有機ヨウ素系防カビ材は、比較的新しく開発された様々なカビに効く成分です。

 

使用上の注意

 いずれも、人体への使用が想定された製品ではありませんので、使用の際は自己責任ということになりますが、筆者が使用した限りではものすごく効果がありました。
 そもそも、靴が臭くならないのです。筆者も既に10年以上使用していますが、足の裏の皮膚にも異常はみられず素晴らしい効果を発揮しています。

 以前は、ニッペの旧製品を愛用していましたが廃盤になってしまったので現在はこれらをコンボで併用しています。


 先述しましたが、カビ止め物質はカビの種類や環境によって様々な対策薬剤が日々研究開発されています。
 しかしながら、各企業の努力の成果?をつまびらかに公表できないため、詳細な成分組成を我々消費者は知る術がありません。だからこそ、筆者が人柱となって各種製品を試しているのです。しかしながら、薬剤耐性は人それぞれのため、体に合わないと思ったら躊躇なく使用を中止て下さい。
 最初に、捨ててもいい靴で試してから本格運用することを強くお勧めします。